卵はクヌギ等の樹皮の割れ目に産みつけられゼリー状物質に覆われています。春に孵化した幼虫はこのゼリー物質を最初に食べるそうです。子供たちが早く大きくなるようにと、お母さんからの贈り物です。
クヌギカメムシ類は、似たようなのがいて区別が難しいようなのですが、気門が黒いのと黒くないのがいました。気門が黒いのはクヌギカメムシ、黒くないのはヘラクヌギカメムシかサジクヌギカメムシのどちらかだそうで、少なくとも2種類いたようです。
(参考)
槐真史編『日本の昆虫1400 (1)』文一総合出版
追記
ブロとものおちゃたてむしさんという方が、クヌギカメムシの孵化を記事にされておられます。ぜひご覧ください。
http://mushi-akashi.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-4c8c.html