2014年03月16日

10:03 トビムシの仲間

雪の上でトビムシが見つかるという話を聞いたことがあったので、探してみたらすぐに見つかりました。
でも他の場所ではみつからなかったので、なにか条件があるのかもしれません。
 
写真を撮りましたが、小さすぎてよくわかりません。
14316013.jpg
検索していたら面白いテキストを見つけました。トビムシ以外にも雪の上で見つかる虫がいるようです。いろんな生き物がいるんですね。
雪のうえに暮らすユキムシを探そう - 千葉大学理学部地球科学科 (http://www-es.s.chiba-u.ac.jp/~takeuchi/pdf/09_Yukimushi.pdf )

2014年01月21日

T月の泉の里地里山里水定例自然観察会の報告(2014.1.19)

天気晴れ、気温−4度、水温4度の中での観察会となりました。
歩き始めは穏やかでしたが、途中から風が吹き始め、冷たい中野鳥たちを探しました。
伐採された森が目立ちます。リスたちの巣材に利用されている杉の木は残っていましたが、レストランの赤松林が消えてしまいました。
リスの親子は何処に行ったのやら。
今日は、いつものシジュウカラやコガラなどのカラ類、ホオジロ、カシラダカ、そして、アオゲラにも出会うことができました。
木々の冬芽は固くなったままですが、アブラチャンやダンコウパイの花芽はもう軟らかくなっているのもありました。
小枝にはクスサンの繭(透かし俵)が目立ちました。

DSC02230.JPG DSC02232.JPG           飛沢ため池下流の放水路、寒いといっても凍ってはいません。      相変わらずシカの食害が目立ちます。

DSC02233.JPG     DSC02235.JPG       飛沢ため池は久しぶりに凍上しています。                                観察路の路面は固く凍っていました。
DSC02236.JPG DSC02237.JPG           ダンコウパイの花芽と葉芽                                                          クスサンの繭
DSC02240.JPG DSC02241.JPG          伐採された森が目立つようになった                               井富ため池は奥の湧水側は凍っていません。
DSC02242.JPG DSC02243.JPG             なのでマガモのカップルが3組泳いでいました       このコースで野鳥調査をしている竹内さんから頂いた、報告書


2013年12月15日

12月の泉の里地里山里水定例観察会2013.12.15 (八ヶ岳の森)

南アルプスの峰や八ヶ岳は雲がかかっていましたが、富士山は薄いガスの向こうに遠望できました。
気温4度、水温6度で風は冷たかったのですが、土手に遮られたところでは、日向ぼっこの気分でした。
この季節、フィールドでは何も観る物が無いように思います。
ところがどっこい、生き物たちは命を繋ぐためにいろんな工夫をしています。
梢の先の冬芽、樹皮に隠れて越冬する虫たちなど、観ようとすれば観ることができる生き物たちの生活が
ありました。 
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泉ビオトープのふるさと」の入口
 
201312-26-2.JPG
第二小池
 

缶が詰まったままなので、
水量はいつもの三分の一程です。

 
201312-26-3.JPG
第二小池からの下流の様子
 
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城南谷津田の様子
 
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今日の富士山の遠望です。
 
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クヌギ                                           コナラ
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     トチノキ
              どの木も手のひらが暖かく感じる樹皮です
 
 
 

8:43 本日の参加者 (管理人K)

3人でした。管理人Kはカメラを忘れてしまいましたorz。お二方報告の方よろしくお願いします。
201312150843.jpg

8:53 クヌギカメムシ

クヌギカメムシ類の成虫と卵が沢山いました。交尾、産卵している個体もいました。クヌギカメムシ類は晩秋から初冬にかけて卵を産むそうですが、こんな寒い時期に産卵しているんですね。気温5度ですよ5度。
卵はクヌギ等の樹皮の割れ目に産みつけられゼリー状物質に覆われています。春に孵化した幼虫はこのゼリー物質を最初に食べるそうです。子供たちが早く大きくなるようにと、お母さんからの贈り物です。
クヌギカメムシ類は、似たようなのがいて区別が難しいようなのですが、気門が黒いのと黒くないのがいました。気門が黒いのはクヌギカメムシ、黒くないのはヘラクヌギカメムシかサジクヌギカメムシのどちらかだそうで、少なくとも2種類いたようです。

(参考)
槐真史編『日本の昆虫1400 (1)』文一総合出版
 
追記
ブロとものおちゃたてむしさんという方が、クヌギカメムシの孵化を記事にされておられます。ぜひご覧ください。
http://mushi-akashi.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-4c8c.html

(10:56) カラマツソウのイモムシ

カラマツソウにイモムシがいました。
シーモンキンウワバ幼虫

後日、蛹を持ち帰ってケースに入れておいたところ成虫が羽化しました。
シーモンキンウワバ成虫

調べてみたところシーモンキンウワバという蛾の仲間のようです。

(8:45) コナラのイモムシ集団

コナラに怪しいイモムシの集団がいました。

オオトビモンシャチホコ幼虫

茶色くて小さい方を持ち帰って保管しておいたところ、蜂が羽化してきました。

カモドキバチモドキ

幼虫の方はおそらくオオトビモンシャチホコという蛾の幼虫で、蜂の方はそれに寄生するカモドキバチモドキの可能性があるということです。
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